EFマリン

ESLEN MOLD

EXAMPLE

施工事例紹介

サンセットマリーナ

滋賀県 守山市 2023年

当施設「サンセットマリーナ」は、滋賀県守山市に位置するマリーナ施設です。 琵琶湖を活用したマリンレジャーの拠点として設計されており、地域資源である湖面の有効活用と、マリンスポーツの振興、地域経済の活性化を目的としています。その中でも船着き場は、施設の中核を成す設備として重要な役割を担っています。

サンセットマリーナの船着き場は、多様な船舶の係留や発着に対応できるよう整備されており、プレジャーボートやヨットを中心に利用されています。桟橋は波の影響を緩和しつつ安全な乗降が可能となる設計が施されており、利用者が快適にマリンレジャーを楽しめる環境が整備されています。

船着き場には、積水化成品工業の「EFマリン」が浮桟橋部材として採用されています。EFマリンは発泡樹脂製の浮力体で、優れた耐久性・耐衝撃性を備えつつ、軽量で高い浮力性能を有する点が特徴です。この技術により、桟橋構造物全体の軽量化とともに安定した浮力が確保され、湖面の水位変動や波浪に柔軟に追従できる安全性の高い船着き場が実現しています。これに加えて、EFマリンは腐食や錆が発生しにくいため長期にわたる使用にも適しており、施設のメンテナンス性・持続性を向上させる重要な要素となっています。

このように、サンセットマリーナの船着き場は、琵琶湖という自然環境を舞台にしながら、安全性・利便性・耐久性に優れた技術が導入されることで、快適で持続可能なマリンレジャー拠点として機能しています。施設全体としても、湖との調和を図りながら地域資源を活用し、環境負荷の少ない技術を取り入れることで、将来にわたり地域の観光資源・交流資源として貢献することを目指しています。

■ ヤンマーサンセットマリーナ:公式サイト

複合施設船着き場

福井県 大飯郡 2007年

当施設は通称「うみんぴあ大飯」と呼称し、福井県大飯郡に位置する複合施設です。主な目的は、地域住民や観光客の交流を促進し、地域の観光資源や産業を活用しながら、地元経済の活性化を図ることにあります。また、自然環境と共生しながら、地域の魅力を発信する場としても設計されています。

うみんぴあ大飯は、福井県の豊かな自然に囲まれた立地を活かし、日本海に面した広大なエリアに展開しています。施設全体は観光、商業、レジャーが一体となる設計が特徴で、観光地としての機能だけでなく、地域住民の日常的な利用も視野に入れた構造になっています。特に、施設は景観との調和を図り、自然との一体感を感じられるように設計されており、周辺の自然環境を最大限に生かすための工夫が随所に見られます。

施設内には、地元の特産品や新鮮な海産物を提供する「道の駅うみんぴあ大飯」があり、ここでは地域産業を支援する役割を果たしています。また、観光目的に特化した「うみんぴあ大飯マリーナ」は、ボートやマリンスポーツの拠点として機能しており、海を活用したレジャー活動の拡充が図られています。これにより、地元の漁業や海洋文化といった地域の特色を活かしながら、観光資源を持続的に利用することが目指されています。

さらに、商業エリアには地元産の食材を使ったレストランや土産物店があり、福井県や大飯地域の文化や風土を伝える場として機能しています。加えて、家族向けの遊び場や広場も併設されており、あらゆる年齢層が楽しめる設備が整っています。

施設全体としては、持続可能な観光と地域の発展を目的としたデザインが強調されており、自然環境との共生や地域コミュニティとの連携を重要視しています。このような設計により、うみんぴあ大飯は単なる観光施設にとどまらず、地域の持続的な発展に寄与する複合的な役割を担っています。

イベント会場船着き場

東京都 江東区 2022年

本会場の管理者様によるにぎわい創出、水辺整備事例であり、イベントに活用するコンテンツの一つだけでなく、海上公園内の水辺空間整備、防災船着き場整備事業との一体事業でした。

水上競技場整備

東京都 江東区 2018年

海上公園内にレガッタ・カヌースプリント用のコース整備に貢献しました。
水位変動かつ、海水に対応する施設を提案、整備に貢献しました。